
人々は途中に立ならびて後かげのみゆるまではと見送るなるべし
上巻 01. 02-03. 04.
・那須 上図2

ちいさきものふたり馬のあとしたひてはしる
上巻 06. 07-08
・須賀川 上図3

此宿のかたはらに大きなる栗の木陰をたのみて世をいとふ僧有
上巻 11-12.
・佐藤庄司が旧跡 上図4

中にも二人の嫁がしるし先あはれなり、女なれどもかひ/\しき名の世に聞えつるものかなと袂をぬらしぬ
上巻 13. 14.
・飯塚 上図5

夜に入て雷鳴雨しきりに降て臥る上よりもり蚤蚊にさゝれて眠らす
上巻 14. 15.
・壷の碑 上図6

上巻 17. 18.
・塩竈 上図7

其夜目盲法師の琵琶をならして奥上るりと云ものをかたる
上巻 18. 19.
・塩竈から松島に渡る 上図8

船をかりて松しまにわたる
上巻 20.
・尿前の関 上図8

此路旅人まれなるところなれば、関もりにあやしめられて漸として関をこす
上巻 24. 25.
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