
与謝蕪村 奥の細道 京都国立博物館蔵 上巻 08

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2590992/11
01.やかて人里に至れはあたひを鞍
02.つほに結付て馬を返しぬ
03.黒羽の舘代浄坊寺何かしの方に音つる
04.おもひかけぬあるしの悦ひ日夜かたりつゝけ
05.て其弟桃翠なといふか朝夕勤とふらひ自の
06.家にも伴ひて親属のかたにもまねかれ
07.日をふるまゝに日とひ郊外に逍遥して
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略語記号:
(版):明和版 おくのほそ道
(海):海の見える杜美術館蔵
(京):京都国立博物館蔵
(山):山形美術館蔵
(逸):逸翁美術館蔵
版本に対して異同の色分け
黄色:漢字vsかな 橙色:送り仮名 水色:異体字 水色:別字 赤色:誤字・脱字・衍字
(異体字に関して一つの目安とお考え下さい)
01
(版).頓・て人里に至れハあたひを鞍 07b.05
(海).やかて人里に至れハあたひを鞍
(京).やかて人里に至れはあたひを鞍
(山).やかて人里に至れハあたひを鞍
(逸).やかて人里に至れハあたひを鞍
02
(版).つほに結付て馬を返しぬ
(海).つほに結付て馬を返しぬ
(京).つほに結付て馬を返しぬ
(山).つほに結付て馬を返しぬ
(逸).つほに結付て馬を返しぬ
03
(版).黒羽の舘代浄坊寺何かしの方・に音・信る
(海).黒羽の舘代浄坊寺何かしのかたにおとつる
(京).黒羽の舘代浄坊寺何かしの方・に音・つる
(山).黒羽の舘代浄坊寺何かしの方・に音・信る
(逸).黒羽の舘代浄坊寺何かしのかたに音・信る
04
(版).思・ひかけぬあるしの悦ひ日夜語・・つゝけ 08a
(海).おもひかけぬあるしの悦ひ日夜かたりつゝけ
(京).おもひかけぬあるしの悦ひ日夜かたりつゝけ
(山).おもひかけぬあるしの悦ひ日夜かたりつゝけ
(逸).おもひかけぬあるしの悦ひ日夜かたりつゝけ
05
(版).て其弟桃翠なと云・か朝夕勤・・とふらひ自の
(海).て其弟桃翠なと云・か朝夕勤・・とふらひ自の
(京).て其弟桃翠なといふか朝夕勤・・とふらひ自の
(山).て其弟桃翠なと云・か朝夕勤・・とふらひ自の
(逸).て其弟桃翠なと云・か朝夕つとめとふらひ自の
06
(版).家にも伴ひて親属の方・にもまねかれ
(海).家にも伴ひて親属の方・にもまねかれ
(京).家にも伴ひて親属のかたにもまねかれ
(山).家にも伴ひて親属のかたにもまねかれ
(逸).家にも伴ひて親属のかたにもまねかれ
07
(版).日をふるまゝに日とひ郊外に逍遥して
(海).日をふるまゝに日とひ郊外に逍遥して
(京).日をふるまゝに日とひ郊外に逍遥して
(山).日をふるまゝにひとひ郊外に逍遥して
(逸).日をふるまゝに日とひ郊外に逍遥して
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