奥お細道 版本の寸法 明和版篇
からの続きです。
04a寛政I/ 愛知県立大学
愛知県立大学書誌 16.7×14.2cm
定規の画像 なし
引用サイト
04b寛政GF/ 岐阜大学

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書誌:なし
定規の画像 17.1-17.2cm×14.6cm
引用サイト
04b寛政N2/ 奈良大学

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書誌:なし
定規の画像 16.7cm×14.2-14.3cm
引用サイト
04c寛政KS/ 金城学院大学

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書誌:なし
定規の画像 16.3×13.9-14cm
引用サイト
04c寛政K/ 国文学研究資料館[ナ3-100]

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国文学研究資料館書誌 17×14cm
定規の画像 16.7-16.8cm×14.1cm
引用サイト
・国文研の書誌と定規の画像には、縦は2mm-3mmのズレがある。横はほぼ一致する。
04c寛政M/ 酒田市立図書館

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書誌:なし
定規の画像 16.5-16.6×14.1cm
引用サイト
04c寛政R/ 立命館大学

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書誌:なし
定規の画像 (6+0.625+0.109375) 6.734375inches(17.1053125cm)×5.7inches(14.478cm)
引用サイト
・ 立命館の定規の基準はインチである。
04c寛政W1/ 早稲田大学[ヘ05 00917 ]

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早稲田大学書誌 17cm
定規の画像 17.2-17.3×14.5
引用サイト
・早稲田大学の書誌と定規の画像には、2mm-3mmのズレがある。
04c寛政W2/ 早稲田大学[文庫31 A0153]

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早稲田大学書誌 16.7×14.3cm
定規の画像 17.1-17.2×14.5-14.6
引用サイト
・早稲田大学の書誌と定規の画像には、4mm-5mmのズレがある。
04c寛政NS/ 新潟大佐野

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書誌:なし
定規の画像 15.3cm×13.9-14cm
引用サイト
04c寛政N1/ 奈良大学

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書誌:なし
定規の画像 16.8-16.9cm×14.1-14.2cm
引用サイト
04d寛政O/ 大阪大学

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大阪大学書誌:なし
元禄版 おくのほそみち 雲英末雄 勉誠出版: 16.4糎×13.4糎
定規の画像:16.5cm×13.6-13.7
引用サイト
・勉誠社の書誌と定規の画像には、横は2mm-3mmのズレがある。縦はほぼ一致する。
04e寛政IK/ 愛知教育大学

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愛知教育大学書誌:なし
元禄版 おくのほそみち 雲英末雄 勉誠出版: 16.2糎× 14.9糎
定規の画像:16.2-16.3cm×15.2-15.4
引用サイト
・勉誠社の書誌と定規の画像には、横は3mm-5mmのズレがある。縦はほぼ一致する。
05a別版W1/ 早稲田大学[文庫31 A0154]

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早稲田大学書誌 16.6×14.2cm
定規の画像 16.9×14.5cm
引用サイト
早稲田大学の書誌と定規の画像には、3mmのズレがある。
05a別版W2/ 早稲田大学[文庫31 A0155]

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早稲田大学書誌 19.5×13.8cm
定規の画像 19.8×13.8-14cm
引用サイト
・早稲田大学の書誌と定規の画像には、縦は3mmのズレがある。横はほぼ一致する。
05a別版宮内庁/ 宮内庁

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書誌:なし
定規の画像 19.4-19.5×14.1cm
引用サイト
05b別版W/ 早稲田大学[文庫31 A0156]

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早稲田大学書誌 19.2×14.9cm
定規の画像 19.4-19.5cm×15-15.1cm
引用サイト
早稲田大学の書誌と定規の画像には、2mm-3mmのズレがある。
後記
今回調べたところでは、書誌情報と定規の画像には、全て2mm以上のズレがありました。画像の歪みを考慮しても、誤差の範囲を超えていると思います。
一般的には本の寸法はそれほど重要ではないのかもしれませんが、文字の欠損などを比較する場合には、本の大きさを基準に縮尺を合わせるので、本の寸法が重要になってきます。今回のデータは今後の文字の比較に役立てていきたいと思います。
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2018.8.10更新
水音凛香・速水敬五