おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 061

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 061 底本
おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 061 底本

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 061 ルビ付
おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 061 ルビ付

061.02「上」
02「上」文字欠損のため他版参照

061.07「三」
07「三」文字欠損のため他版参照

061.08「さ」
08「さ」文字欠損のため他版参照

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 061 変体仮名
01 日いま多(た)暮す梺の坊尓(に)宿可(か)り
02 置て山上の堂尓(に)の本(ほ)る岩耳(に)
03 巌を重て山とし松栢年旧
04 土石老て苔滑尓(に)岩上の院々
05 扉を閉て物の音きこえす岸
06 をめくり岩を這て仏閣を拝し
07 佳景寂寞として心す三(み)行の三(み)お本(ほ)ゆ
08  閑さや岩尓(に)志(し)み入蝉の声

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 061
濁点・現代仮名・(読点は曽良本に従う)
01 日、いまだ暮ず、梺の坊に宿かり
02 置て、山上の、堂にのぼる、岩に
03 巌を、重て、山とし、松栢年旧(しようはくとしふり)、
04 土石老て、苔、滑に、岩上の院々
05 扉を閉て、物の音、きこえず、岸
06 をめぐり、岩を這て、仏閣を拝し、
07 佳景、寂寞として、心すみ行のみ、おぼゆ
08  閑さや岩にしみ入蝉の声

諸本の異同の対照
井筒屋本
柿衛本
曽良本
芭蕉自筆本
061.01(暮す)
50.01(くれす)
22a.07(暮す)
18b.05(暮す)
061.01(梺の)
50.01(梺の)
22a.07(麓の)
18b.05(麓の)
061.01-02(宿かり置て)
50.01(やとかりをきて)
22a.08(宿かり置て)
18b.06(宿かり置て)
061.02(のほる)
50.02(のほる)
22a.08(登る)
18b.06(登る)
061.03(巌を重て)
50.02-03(いはほを重ねて)
22a.08-09(巌を、重て),(岩尾を、)(岩尾)消し右に()
18b.07(岩尾を重て)
061.03(松栢年旧)
50.03(松栢年ふり)
22a.09.09(-栢年ふり)
18b.07(松栢年ふり)
061.04(土石)
50.03(土石)
22a.09(-)
18b.08(土石)
061.04(滑に)
50.04(なめらかに)
22a.09-22b.01(なめらかに)
18b.08(なめらかに)
061.04(岩上の院々)
50.04(岩上の院々)
22b.01(岩上の院々),(岩歩院と)()消し右に(上の),()消し右に()
18b.08(岩上の院々)
061.05(きこえす)
50.05(聞えす)
22b.01(きこえす),(きこへす)()見せ消ち右に()
18b.09(きこへす)
061.07(寂寞)
50.07(寂寞)
22b.02(寂莫)
18b.10(寂莫)
061.07()
50.07(こゝろ)
22b.03(こゝろ)
18b.11(こゝろ)
061.07(おほゆ)
50.08(おほゆ)
22b.03()
18b.11()
061.08(蝉の声)
50.09(せみのこゑ)
22b.04(蝉の声)
18b.12(蝉の声)

校本おくのほそ道 p575-578