2015年7月24日金曜日

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 001(01a)

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 01a 底本
おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 01

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 01a ルビ付
おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 01a ルビ付

文字欠損のため他版引用 01a.03「を」
文字欠損のため他版参照 01a.03「を」
左から、西村本・元禄A元禄C・元禄T・寛政K別版A別版C
・元禄C と 元禄T の欠損の仕方が似ている。

明和版の比較のため引用 01a.03「を」
明和版の比較 01a.03「を」
左から、元禄T・明和I明和W
明和Wの赤の部分は後から手を入れたものか?

国会図書館 元禄T(底本)
国文学研究資料館 元禄K寛政K其角堂蔵版(永機)
愛知県立大学図書館  明和I寛政I
Google ブックス 慶應義塾大学 元禄G
早稲田大学図書館  元禄A 元禄B 元禄C明和W寛政W
別版A 別版B 別版C/その他 奥の細道

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 01a 変体仮名
01 月日八(は)百代の過客尓(に)して行
02 可(か)ふ年も又旅人也舟の上尓(に)生涯
03 をう可(か)へ馬の口とらえて老をむ
14 可(か)ふる物八(は)日々旅尓(に)して旅を栖とす
05 古人も多く旅尓(に)死勢(せ)る阿(あ)り
06 予もいつれの年より可(か)片雲の風尓(に)
07 佐(さ)そ八(は)れて漂泊の思ひや万(ま)す
08 海濱尓(に)さすらへ去年の秋江上の

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 01a 平仮名
01 月日は百代の過客にして行
02 かふ年も又旅人也舟の上に生涯
03 をうかへ馬の口とらえて老をむ
04 かふる物は日々旅にして旅を栖とす
05 古人も多く旅に死せるあり
06 予もいつれの年よりか片雲の風に
07 さそはれて漂泊の思ひやます
08 海濱にさすらへ去年の秋江上の

注:
01-02 行かふ---行(ゆき)かふ [永機 01a.02 (ゆきかふ)]
02 上  [永機 01a.03 (うへ)]
03 とらえて---とらえ(へ)て [永機 01a.04 (とらへて)]

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 01a 平仮名
濁点・(読点は曽良本に従う)
01 月日(つきひ)は百代(はくたい)の過客(くわかく)にして、行(ゆき)
02 かふ年も又旅人也、舟の上(うへ)に生涯
03 をうかべ、馬の口とらえ(へ)て老(おい)をむ
04 かふる者は、日々旅にして旅を栖(すみか)とす、
05 古人も多く旅に死せるあり、
06 予(よ)もいづれの年よりか、片雲(へんうん)の風に
07 さそはれて、漂泊の思ひやまず、
08 海濱(かいひん)にさすらへ、去年(こぞ)の秋江上(かうしやう)の

諸本の異同の対照
井筒屋本
柿衛本
曽良本
芭蕉自筆本
01a.01(月日は)
02.01(月日),()
01a.01(月日は)
01a.01(月日は)
01a.02()
02.02(うへ)
01a.02()
01a.02()
01a.03(とらえて)
02.03(とらへて)
01a.02-03(とらへて)
01a.03(とらへて)
01a.04()
02.04(もの)
01a.03(もの)
01a.04(もの)
01a.04()
02.04(栖か)
01a.04()
01a.05()
01a.05(多く)
02.05(おほく)
01a.04(多く)
01a.05(多く)
01a.05()
02.05()
01a.04()
01a.06()
01a.06(予も)
02.06(予も)
01a.05(予も)右に補う
01a.06(予も)
01a.07(思ひ)
02.07(おもひ)
01a.06(おもひ)
01a.08(おもひ)
01a.08(さすらへ)
02.08(さすらへ)
01a.06-07(さすらへて)
01a.08-09(さすらへて)
01a.08(江上の)
02.09(江上),()
01a.07(江上の),()右に補う
01a.09(江上),()