2015年9月7日月曜日

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 032

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 032 底本
おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 032 底本

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 032 ルビ付
おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 032 ルビ付

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 032 変体仮名
01 笠嶋の郡尓(に)入連(れ)八(は)藤中将実方
02 の塚八(は)いつくの本(ほ)とならんと人尓(に)とへ
03 者(は)是より遥右尓(に)見ゆる山際
04 の里を三(み)の王(わ)笠嶋と云道祖神
05 の社可(か)多(た)見の薄今尓(に)ありと教ゆ
06 此比の五月雨尓(に)道いとあしく
07 身つ可(か)れ侍れ者(は)よ所(そ)な可(か)ら眺やりて
08 過る尓(に)簑輪笠嶋も五月雨

注:
03 遥---遥か
04 云---云ひ
06 此比---此の比
07 眺---眺め
08 過る---過ぐる

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 032
濁点・現代仮名・(読点は曽良本に従う)
01 笠嶋(かさじま)の郡(こほり)に入れば、藤中将実方(とうのちゆじやうさねかた)
02 の塚は、いづくのほどならんと、人にとへ
03 ば、是より遥か右に見ゆる、山際
04 の、里を、みのわ笠嶋と云ひ、道祖神
05 の社、かた見の薄(すすき)、今にありと教ゆ、
06 此の比の、五月雨に、道いとあしく、
07 身つかれ侍れば、よそながら眺めやりて
08 過ぐるに、簑輪、笠嶋も、五月雨

諸本の異同の対照
井筒屋本
柿衛本
曽良本
芭蕉自筆本
032.01(笠嶋)
26.06(笠しま)
12a.09(笠しま)
09b.11(笠しま)
032.02(ほとならん)
26.07-08(ほとやらん)
12b.01(程ならん)
09b.12(程ならん)
032.03()
26.08()
12b.01()
10a.01(これ)
032.03()
26.08(はるか)
12b.02()
10a.01()
032.03(見ゆる)
26.09(ゆる)
12b.02(見ゆる)
10a.01(見ゆる)
032.04()
26.09(さと)
12b.02()
10a.01()
032.04(道祖神)
26.10(道祖神)
12b.03(--)
10a.02(道岨神)
032.05(かた見)
26.10(かたみ)
12b.03(かたみ)
10a.02(かたみ)
032.05(今にありと教ゆ)
27.01(今にありとをしゆ)
12b.03-04(今にありとをしゆ)
(今に侍るとをしゆ)(侍る)消し右に(あり)
10a.03(今に侍るとをしゆ)
032.07(眺やりて)
27.03(眺めやりて)
12b.05(なかめやりて)
10a.05(なかめやりて)
032.08()
27.03(みのわ)
12b.06(みのわ)
10a.05(みのは)
032.08(笠嶋)
27.03-04(かさ嶋)
12b.06(かさしま)
10a.05(笠しま)