2015年9月14日月曜日

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 038

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 038 底本
おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 038 底本

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 038 ルビ付
おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 038 底本

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 038 変体仮名
01 壺碑 市川村多賀城尓(に)有
02 つ本(ほ)の石ふ三(み)八(は)高サ六尺餘横三尺計
03 歟苔を穿て文字幽也四維国
04 界之数里を志(し)るす此城神亀元
05 年按察使鎮守苻将軍大野朝臣
06 東人之所里也天平宝字六年参
07 議東海東山節度使同将軍
08 恵美朝臣犭萬修造而十二月朔日

注:
01 有---有り
03 穿て---穿ちて
04 数里---「里数」の誤り
04 此---此の
07 所里也---「所置也(おくところなり)」の誤り
09 犭萬---「朝獦(あさかり)」の誤り
09 而---「也」の誤り

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 038
濁点・現代仮名・(読点は曽良本に従う)
01 壺碑(つぼのいしぶみ) 市川村多賀城(たがのじやう)に有り
02 つぼの石ぶみは、高サ六尺餘、横三尺計
03 歟、苔を穿ちて、文字幽(かすか)也、四維国(しゆゐこく)
04 界之数里をしるす、此の城神亀元
05 年、按察使鎮守苻(あぜちちんじゆふ)将軍大野朝臣(おほのあそん)
06 東人(あづまひと)之、所里也、天平宝字六年、参
07 議東海東山(とうせん)節度使同(おなじく)将軍
08 恵美朝臣犭萬(ゑみのあそんあさかり)、修造而、十二月朔日(ついたち)

諸本の異同の対照
井筒屋本
柿衛本
曽良本
芭蕉自筆本
038.01(多賀城)
31.04(多賀之城)
14b.04(多賀城)
11b.07(多賀城)
038.01()
31.04()
14b.04()
11b.07()
038.04(しるす)
31.07(記す)
14b.06(しるす)
(印ス)消し右に(しるす)
11b.09(印ス)
038.06(東人之所里也)
31.09(東人也所里也)
14b.08(東人之所里也)
12a.01(東人之所里也)
038.08(犭萬)
32.01(犭萬)
14b.09(犭萬)右に(カリ)ルビ有り
12a.03(犭萬)
038.08(朔日)
32.02(一日)
15a.01(一日)
12a.03(一日)

与謝蕪村 奥の細道 上巻
与謝蕪村 奥の細道 下巻
12-13. 14. 15. 16-17. 18.


表紙 000 
1.序章 001 002 003.03
2.旅立 003.03 004 
3.草加 005 006.05
4.室の八島 006.06 007.05
5.仏五左衛門 007.06 008 009.01
6.日光 009.02 010 011 012.03
7.那須 012.04 013 014.06
8.黒羽 014.07 015 016.07
9.雲巌寺 016.08 017 018 19.07
10.殺生石・遊行柳 19.08 020 021.02
11.白河の関 021.03 022.06
12.須賀川 022.07 023 024 025.05
13.あさか山 025.06 026.06
14.しのぶの里 026.06 027.07
15.佐藤庄司が旧跡 027.08 028 029.07
16.飯塚 029.07 030 031.08
17.笠島 031.08 032 033.03
18.武隈 033.04 034 035.01
19.宮城野 035.02 036 037.04
20.壺の碑 037.05 038 039 040.03
21.末の松山 040.04 041 042.04
22.塩竈 042.04 043 044.04
23.松島 044.05 045 046 047 048 049.05
24.石巻 049.06 050 051.07
25.平泉 051.08 052
053 054 055.01
26.尿前の関 055.02 056 057 058 059.01
27.尾花沢 059.02 060.03
28.立石寺 060.04 061
29.最上川 062