2015年9月19日土曜日

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 042

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 042 底本
おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 042 底本

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 042 ルビ付
おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 042 ルビ付

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 042 変体仮名
01 尓(に)もあらすひなひ堂(た)る調子うち
02 上て枕ち可(か)う可(か)しまし介(け)れとさ
03 す可(か)尓(に)邊土の遺風忘れさるもの
04 可(か)ら殊勝尓(に)覚らる早朝塩可(か)万(ま)
05 の明神尓(に)詣国守再興せられ
06 て宮柱ふとしく彩椽きらひや
07 可(か)尓(に)石の階九仭尓(に)重り朝日あ
08 希(け)の玉可(か)きを可(か)ゝや可(か)す可(か)ゝる道の

注:
02 上て---上げて
04 覚らる---覚えらる
05 詣---詣づ

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 042
濁点・現代仮名・(読点は曽良本に従う)
01 にもあらず、ひなびたる、調子うち
02 上げて、枕ちかう、かしましけれど、さ
03 すがに、邊土の、遺風忘れざるもの
04 から、殊勝に、覚えらる、早朝塩がま
05 の明神に詣づ、国守再興せられ
06 て、宮柱ふとしく、彩椽(さいてん)きらびや
07 かに、石の階(きざはし)、九仭(じん)に重り、朝日、あ
08 けの玉がきをかゝやかす、かゝる道の

諸本の異同の対照
井筒屋本
柿衛本
曽良本
芭蕉自筆本
042.01-02(うち上て)
34.07(うち上て)
16a.03(打上て)
13a.05(打上て)
042.02(かしまし)
34.08(かしかまし)
16a.04(かしまし)
13a.05(かしまし)
042.03(邊土の)
34.09(邊土の)
16a.04(邊国の)
13a.06(邊国の)
042.03(忘れさる)
34.09(忘れさる)
16a.05(わすれさる)
13a.06(わすれさる)
042.04(塩かま)
34.10(塩かま)
16a.05-06(塩竈)
13a.07(塩竃)
042.05()
35.01(まうてす)
16a.06(詣ツ)
13a.08(詣ツ)
042.05-06(せられて)
35.01-02(せられて)
16a.06(せられて)
(改られて)()消し右に()
13a.08(改られて)
042.06(彩椽)
35.02(彩椽)
16a.07(-)
13a.09(-)
042.07(九仭)
35.03(九仭)
16a.07(九仭)
(九尋)()消し右に()
13a.10(九尋)
042.08(玉かき)
35.04(瑞籬)
16a.08(玉かき)
13a.10-11(玉かき)
042.08(道の)
35.05(みちの)
16a.09(道の)
13a.11(道の)

備考
曽良本16a.04(枕ちかう)、芭蕉自筆本13a.05(枕ちかう)
左・曽良本16a.04(枕ちかう),(枕ちかふ)(ふ)見せ消ち右に(う) 
右・芭蕉自筆本13a.05(枕ちかう)

曽良本の(ふ)の見せ消ちは芭蕉自筆本の訂正ではない。何の訂正なのか?