2015年10月10日土曜日

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 045

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 045 底本
おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 045 底本

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 045 ルビ付
おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 045 ルビ付

 
05「ま」 08「と」 文字欠損のため他版参照

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 045 変体仮名
01 尽して欹もの八(は)天を指婦(ふ)すもの
02 盤(は)波尓(に)匍匐阿(あ)る八(は)二重尓(に)可(か)さなり
03 三重尓(に)畳三(み)て左尓(に)わ可(か)れ右尓(に)つら
04 なる負るあり抱るあり児孫愛す
05 可(か)ことし松の緑こまや可(か)尓(に)枝葉
06 汐風尓(に)吹多(た)八(は)めて屈曲をのつ可(か)ら
07 堂(た)め多(た)る可(か)ことし其気色窅然
08 として美人の顔を粧ふち者(は)や振

注:
01 指---指し
04 負る---負へる
04 抱る---抱ける

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 045
濁点・現代仮名・(読点は曽良本に従う)
01 尽して、欹(そばだつ)ものは、天を指し、ふすもの
02 は、波に、匍匐(はらばう)、あるは二重にかさなり、
03 三重に畳みて、左にわかれ、右につら
04 なる、負へるあり、抱けるあり、児孫愛す
05 がごとし、松の緑こまやかに、枝葉、
06 汐風に吹たはめて、屈曲、をのづから、
07 ためたるがごとし、其気色窅然(えうぜん)
08 として、美人の、顔(かんばせ)を粧(よそほ)ふ、ちはや振、

諸本の異同の対照
井筒屋本
柿衛本
曽良本
芭蕉自筆本
045.01()
37.02()
17a.04(),()(ソハタツ)ルビ有り
14a.03(),()(ソハタツ)ルビ有り
045.01-02(ふすものは)
37.02-03(ふす物は)
17a.04(ふすものは)
14a.03(ふすものは)
045.02()
37.03()
17a.04()
14a.03()
045.02(匍匐)
37.03(匍匐)
17a.04(匍匐),(匍匐)(ハラハウ)ルビ有り
14a.03-04(匍匐),(匍匐)(ハラハウ)ルビ有り
045.03(畳みて)
37.04(畳みて)
17a.05(畳て)
14a.05(畳て),()(タゝミ)ルビ有り
045.03(左に)
37.04(左に)
17a.05(左りに)
14a.05(左りに)
045.04(抱る)
37.05-06(抱ける)
17a.06(抱る),()(イタケ)ルビ有り
14a.06(抱る),()(イタケ)ルビ有り
045.04(児孫)
37.06(児孫)
17a.06(-)
14a.06(-)
045.05()
37.07()
17a.07(みとり)
14a.07(みとり)
045.05(枝葉)
37.07(枝葉)
17a.07(-)
14a.08(-)
045.06(吹たはめて)
37.07(吹ためて)
17a.07(吹たはめて)
14a.08(吹たはめて)
045.06(屈曲)
37.08(屈曲)
17a.08(-)
(-)()消し右に()
14a.08(窟曲)
045.07(窅然)
37.09(窅然)
17a.09(窅然)
14a.09(窅然),()(ヨウ)ルビ有り
045.08(ちはや振)
37.10(ちはやふる)
()の変体仮名は()
17a.09(千早振)
14a.10(千早振)