おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 046 ルビ付
01「せる」 文字欠損のため他版参照
おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 046 変体仮名
01 神のむ可(か)し大山す三(み)のなせるわさ
02 尓(に)や造化の天工いつ連(れ)の人可(か)筆
03 をふるひ詞を尽さむ
04 雄嶋可(か)磯八(は)地つゝきて海尓(に)出多(た)る
05 嶋也雲居禅師の別室の跡
06 坐禅石なと有将松の木陰耳(に)
07 世をいと婦(ふ)人も稀/\見え侍りて
08 落穂松笠なと打介(け)ふり多(た)る草の
おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 046
濁点・現代仮名・(読点は曽良本に従う)
01 神のむかし大山ずみの、なせるわざ
02 にや、造化の、天工、いづれの人か、筆
03 をふるひ、詞を尽さむ
04 雄嶋か磯は地つゞきて、海に出たる
05 嶋也、雲居禅師(うんごぜんじ)の別室の跡、
06 坐禅石など有、将(はた)、松の木陰に、
07 世をいとふ人も、稀/\見え侍りて、
08 落穂、松笠など、打けぶりたる、草の
諸本の異同の対照
井筒屋本
|
柿衛本
|
曽良本
|
芭蕉自筆本
|
046.01(むかし)
|
37.10(むかし)
|
17a.09(昔)
|
14a.10(むかし)
|
046.02(造化)
|
38.01(造化)
|
17b.01(造-化)
|
14a.11(造-化)
|
046.04(雄嶋)
|
38.03(雄嶋)
|
17b.03(雄嶋)
(小嶋)(小)消し右に(雄)
|
14b.03(小嶋)
|
046.04(出たる)
|
38.03-04(出たる)
|
17b.03(成出たる)
|
14b.03(成出たる)
|
046.06(将)
|
38.05(将)
|
17b.04(将)
|
14b.04(将)
|
046.06(木陰)
|
38.05(下陰)
|
17b.04-05(木陰)
|
14b.05(木陰)
|
046.07(稀)
|
38.06(まれ)
|
17b.05(稀)
|
14b.05(稀)
|
046.07(見え侍りて)
|
38.06-07(みえ侍て)
|
17b.05(見え侍りて)
|
14b.05(見え侍りて)
|
046.08(落穂)
|
38.07(落ほ)
|
17b.05(落ほ)
|
14b.05-06(落ほ)
|
046.08(打けふりたる)
|
38.07-08(打煙たる)
|
17b.06(打煙たる)
|
14b.06(打煙たる)
|