2015年11月13日金曜日

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 052

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 052 底本
おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 052 底本

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 052 ルビ付
おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 052 ルビ付

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 052 変体仮名
01 大門の跡八(は)一里こな多(た)尓(に)有秀衡
02 可(か)跡八(は)田野尓(に)成て金鶏山の三(み)
03 形を残す先高館尓(に)の本(ほ)れ八(は)
04 北上川南部より流るゝ大河也
05 衣川八(は)和泉可(か)城をめくりて高館
06 の下尓(に)て大河尓(に)落入康衡等可(か)
07 旧跡八(は)衣可(か)関を隔て南部口
08 を佐(さ)し堅め夷を婦(ふ)せくとみえ多(た)り

注:
06 落入---落入る

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 052
濁点・現代仮名・(読点は曽良本に従う)
01 大門の跡は、一里こなたに有、秀衡
02 が跡は、田野(でんや)に成て、金鶏山のみ、
03 形を残す、先、高館(たかだち)に、のぼれば、
04 北上川、南部より、流るゝ大河也、
05 衣川は、和泉が城を、めぐりて、高館
06 の、下にて、大河に、落入る、康衡等が、
07 旧跡は、衣が関を、隔(へだて)て、南部口
08 を、さし堅め、夷(えぞ)をふせぐと、みえたり、

諸本の異同の対照
井筒屋本
柿衛本
曽良本
芭蕉自筆本
052.01()
42.10(あと)
19a.08()
16a.03()
052.01()
42.10(あり)
19a.09()
16a.04()
052.02(成て)
43.01(なりて)
19a.09(なりて)
16a.05(なりて)
052.03(残す)
43.02(のこす)
19b.01(残す)
16a.05(残す)
052.04(流るゝ大河也)
43.03(なかるゝ大河なり)
19b.02(流るゝ大河也)
16a.07(流るゝ大河也)
052.05(和泉か城)
43.04(いつみか城)
19b.02(和泉か城)
16a.07(和泉か城)
052.07(隔て)
43.06(隔て)
19b.04(隔てゝ)
16a.09(隔てゝ),
注:岩波では、()を認めない。
052.08(さし堅め)
43.07(指かため)
19b.04(さし)
()見せ消ち右に(さし)
16a.10(指かため)
052.08()
43.07()
19b.04()(エソ)
(ゑそ)見せ消ち右に(),()(エソ)ルビあり
16a.10(ゑそ)
052.08(みえたり)
43.07(みえたり)
19b.05(見えたり)
16a.11(見えたり)

与謝蕪村 奥の細道 上巻
与謝蕪村 奥の細道 下巻
12-13. 14. 15. 16-17. 18.


表紙 000 
1.序章 001 002 003.03
2.旅立 003.03 004 
3.草加 005 006.05
4.室の八島 006.06 007.05
5.仏五左衛門 007.06 008 009.01
6.日光 009.02 010 011 012.03
7.那須 012.04 013 014.06
8.黒羽 014.07 015 016.07
9.雲巌寺 016.08 017 018 19.07
10.殺生石・遊行柳 19.08 020 021.02
11.白河の関 021.03 022.06
12.須賀川 022.07 023 024 025.05
13.あさか山 025.06 026.06
14.しのぶの里 026.06 027.07
15.佐藤庄司が旧跡 027.08 028 029.07
16.飯塚 029.07 030 031.08
17.笠島 031.08 032 033.03
18.武隈 033.04 034 035.01
19.宮城野 035.02 036 037.04
20.壺の碑 037.05 038 039 040.03
21.末の松山 040.04 041 042.04
22.塩竈 042.04 043 044.04
23.松島 044.05 045 046 047 048 049.05
24.石巻 049.06 050 051.07
25.平泉 051.08 052
053 054 055.01
26.尿前の関 055.02 056 057 058 059.01
27.尾花沢 059.02 060.03
28.立石寺 060.04 061
29.最上川 062